11月9日土曜日に大阪で糖尿病地方会がありました。
毎年とても楽しみにしています。というのは短時間でいろんな情報を得ることができるからです。今年も今日の診療につながるような情報を得る事ができました。
近年糖尿病の治療薬もいろいろな種類が登場し、患者さんの糖尿病の状態や、糖尿病以外の病気、年齢に合わせて治療を選択できる時代になってきています。それらをいかに使い分けていくか…患者さん個人個人に合わせて考えていく必要があると考えます。
でも、常に考えているのは、薬物療法よりも重要な食事療法と運動療法。
これも年齢や体の状況、生活リズム、自由に使える持ち時間により患者さん毎にオーダーメードが必要だと思います。食事療法も運動療法も自由に使える持ち時間が必要ですよね。食事にしてもメニューを考えたり、買い物に行ったり、調理したり…本当に時間がかかります。持ち時間でどう工夫するか…それが大事だと思います。
どうするのがいいのか常に考えながら2日後の世界糖尿病デーを迎えたいと思います。
京都でも東寺、二条城、京都府庁、伏見桃山城などがブルーにライトアップされます。
皆さんも自分の持ち時間と普段の生活習慣を見直してみてください。私も見直します。