肺炎球菌ワクチンは現在ニューモバックスが定期接種です。

このワクチンのお陰で死因の3位を占めていた肺炎がぐっと減り、現在4位になりました。しかしこのワクチンは5年に1回の追加接種が必要でした。実は肺炎球菌には90種類以上の血清型があるのですが、このワクチンで抑えられる23種類の型の肺炎は現在このワクチンのお陰で少なくなってきています。

そこで登場したのがプレベナー20とキャップバックス21です。どちらも予防効果が一生持続し、接種は生涯1度だけです。

プレベナー20は20種類の型、キャップバックスは21種類の型を予防します。どちらもニューモバックスでは予防できなかった血清型を予防できます。
プレベナー20(PCV20)は国内データで、肺炎を起こす血清型の56%を予防し2024年8月から日本でも使用が始まっています

一方キャップバックス (PCV21)は国内データで、肺炎を起こす血清型の75%を予防し2025年10月から日本で使用できるようになりました。プレベナー20では予防できない血清型を追加し価格はやや高めですが最新で予防範囲が最も広いワクチンです。

日本で流行している肺炎球菌の血清型は年によって変わりますが、
近年は プレベナー20 では予防しきれない血清型35Bや15Aの報告が増えてきています。キャップバックス はこれら血清型を予防できます。

また近年海外で流行している血清型4はキャップバックスでは予報できませんがプレベナー20では予防できます。
「日本の流行状況を考えると、キャップバックス の方が“やや守備範囲が広い”」という評価もありますが、海外との行き来が増えている今日ではどちらも大事なワクチンです。

私は今日キャップバックスを接種しました。翌日接種した腕の痛みと体温が少し上昇しました。発熱というほどではなかったです。

肺炎球菌の流行を見てプレベナー20も接種したいと考えています。

先手必勝。何事も予防が大切です。